皆様どうも、きほーてです。
今回は、もうすぐ価格改定が予定されている
セーラー万年筆の「プロフェッショナルギア」について、
あらためて向き合う形でレビューしてみたいと思います。
ここ数年、万年筆を取り巻く環境は大きく変わりました。
金価格をはじめとする原材料費の高騰、加工コスト、人件費、物流費…。
こうした要因が重なり、セーラー万年筆も価格改定を発表しています。
正直に言えば、
「仕方がない」と思う気持ちと、
「それでも、この値上げ幅は大きいな…」という驚きが同時にあります。
モデルによっては、従来価格の“倍近く”になるものもあります。
いつかは手に入れたいと思っていた一本が、
一気に遠い存在になってしまうような感覚もあります。
だからこそ今、
“値上げ前のこのタイミング”で、
プロフェッショナルギアという万年筆を、
もう一度きちんと見つめ直しておきたいと思いました。
見た目は、今でも最高に好み
まずお伝えしたいのは、
見た目に関しては、今でも最高に好みだということです。
・大きすぎず、少し短めのショート軸
・手に収まりやすく、持ち運びにも向いているサイズ感
・スマートで上品な佇まい
・そして、私の大好きな“バイカラーのニブ”
ニブの形や彫刻もとても美しく、
「書く道具」というより、「持ちたくなる万年筆」という印象が強い一本です。
万年筆は、書き味だけでなく、
“見た瞬間に気持ちが上がるかどうか”も、とても大切だと思っています。
その点で、プロフェッショナルギアは、
今でも私の中で特別な存在です。
でも、使用頻度は自然と減りました
一方で、正直なことも書いておきます。
私はこの万年筆を、
あまり使っていません。
理由はシンプルで、
書き心地に少し違和感があったからです。
-
書いたときの抵抗感
-
字幅が安定しない感覚
こうした点が、どうしても気になってしまい、
自然と手に取る回数が減っていきました。
私は、
「書き出しがかすれる」
「線の太さが不安定になる」
そういったことに、かなり強いストレスを感じるタイプです。
プロフェッショナルギアの書き味は、
“個性”として評価されることが多いのですが、
その個性が、私には少し合わなかった。
それだけの話です。
だからといって、
この万年筆を否定したいわけではありません。
日本のメーカーとして、応援したい存在
セーラー万年筆は、日本の万年筆メーカーです。
世界的に見ても、
「日本らしい書き味」「日本らしい作り」を
守り続けている数少ない存在だと思っています。
自分には合いきらなかった。
でも、日本人として、
こうしたメーカーには残ってほしい。
プロフェッショナルギアは、
“合う人にとっては、生涯の相棒になりうる万年筆”
そんなポテンシャルを確かに感じる一本です。
書き心地さえ気に入れば、
これほど美しく、実用的で、
長く付き合える万年筆は、そう多くありません。
値上げという現実と、今だから言えること
今回の価格改定は、
「少し上がる」というレベルではありません。
正直なところ、
私はその“上がり幅”に驚きました。
事情を考えれば、仕方がない部分もあります。
それでも、
「もう簡単には買えない価格帯になるんだな…」
そう感じてしまうのも事実です。
だからこそ、今こうして言葉にしておきたい。
今回の改定は値上がり幅がとても大きいです。
本当に欲しい気持ちがあるのなら、早めに買っておいて損はないと思います。
セーラー万年筆に限らず、この先、万年筆の価格、特に金ペンは
どんどん高くなっていくでしょう。私はもう相棒となるものを見つけてありますが、
欲しいものがあるのなら、早めに買っておくことをお勧めします。万年筆という趣味は、個人的には、
若いうちに始めておくと、人生の後半がもっと充実したものになると思います。充実した万年筆ライフを、一緒に楽しんでいきませんか?
プロフェッショナルギアは、
誰にでも合う万年筆ではありません。
でも、
合った人にとっては、
一生を共にできる相棒になり得る一本です。
値上げ前の“今”だからこそ、
一度だけ、立ち止まって考えてみる価値はある。
私は、そう思っています。
それでは今回はこの辺で~