皆様どうも、きほーてです。
今回は、単色ボールペンについて書いてみようと思います。
これまで万年筆やボールペン、さまざまな筆記具を使ってきましたが、最近あらためて感じているのが「単色ボールペンのちょうどよさ」です。
多色ボールペンの方が便利なのは間違いありません。
一本で黒・赤・青と切り替えられるのは、合理的ですし、実用性も高いです。
ただ、実際に使っていると、どうもしっくりこない感覚がありました。
「あれもこれも」から「今はこれ」へ
多色ボールペンを使っていると、無意識のうちに小さな選択が増えていきます。
「ここは赤にしようか」
「いや、青の方がいいかな」
この一つ一つは些細なものです。
ですが、書いている最中に何度も入ってくると、思っている以上に意識が分散していきます。
一方で単色ボールペンは、とてもシンプルです。
基本は黒、と決めてしまえば、とりあえず書き始めることができます。
迷いがない分、「今はこれ」と決めて進める感覚があります。
ほんの小さな違いですが、この積み重ねが集中力に影響しているように感じています。
色は使う。ただし「必要なときだけ」
とはいえ、色をまったく使わないわけではありません。
赤はこういうとき、青はこういうとき、とあらかじめ決めておき、必要な場面でだけ使うようにしています。
普段は黒だけ。
必要なときだけ、赤や青を取り出す。
この使い方にしてから、「選ばなくていい時間」が増えました。
常に選び続けるのではなく、必要なときだけ選ぶ。
そのメリハリが、思った以上に心地よかったのです。
「3本使える」という贅沢
ここで、ひとつ面白い変化がありました。
黒・赤・青と、単色ボールペンを使い分けるようになり、結果として持ち物は増えています。
普通に考えれば、物は少ない方が良い。
その方がスッキリするし、管理も楽です。
実際、私もずっとそう思ってきました。
それなのに、なぜか今は満足している自分がいます。
その理由を考えてみると、「お気に入りのペンを3本も使えている」という感覚があることに気づきました。
それぞれに役割があり、ちゃんと使う場面がある。
どれも無駄になっていない。
これは、少し贅沢なことなのではないかと思ったのです。
物の数ではなく、「選び方」
今回のことで感じたのは、物の数そのものよりも、「どう選んでいるか」の方が大切なのではないかということです。
なんとなく増えていったものではなく、自分で納得して選んだもの。
役割があり、使う理由があるもの。
そういったものに囲まれていると、たとえ数が増えていたとしても、不思議と満たされる感覚があります。
これは今までの自分にはなかった感覚であり、新しい気づきでもありました。
万年筆との違い
ここで少し、万年筆との違いにも触れておきます。
私にとって万年筆は、効率を求める道具ではありません。
どちらかというと、自分と対話するための道具です。
ゆっくりと書きながら、考えを深めていく。
その時間そのものに価値があります。
一方でボールペンは、もう少し現実的な存在です。
すぐに書かなければいけないとき。
思考を止めずに、とにかく書き出したいとき。
そういった場面で、しっかり応えてくれる道具です。
効率を求める部分もありますが、それだけではありません。
やはり、気に入ったものを使うという満足感も大切にしています。
おわりに
単色ボールペンは、とてもシンプルな道具です。
ですが、その使い方や向き合い方によって、考え方や感じ方まで変わってくることがあります。
「あれもこれも」ではなく、「今はこれ」。
その積み重ねが、少しだけ生きやすさにつながっているのかもしれません。
この文章が、何かのきっかけになれば嬉しいです。
それでは今回はこの辺で~
▼YouTube(動画でも発信しています)
https://www.youtube.com/@kiho-te
▼X(考えたことを日々発信しています)
https://x.com/kiho_te_