皆様どうも、きほーてです。
今回は少し不思議な話です。
私は基本的に、重い万年筆やボールペンが苦手です。軽くて取り回しがよく、長時間書いても疲れないものを好んできました。
それなのに、なぜか使い続けている万年筆があります。
マイスターシュテュック149 と
スーベレーンM800 です。
どちらも決して軽い万年筆ではありません。むしろ、一般的には「重い部類」に入るはずです。それなのに、なぜかこの2本は書き続けることが苦にならない。
今回は、この理由がはっきりと言語化できないまま、それでも感じていることを丁寧に書いていこうと思います。
共通しているのは「ヌラヌラ感」
まず、この2本に共通している点として思い浮かぶのが、書き心地です。
どちらもインクの出が非常に良く、いわゆる「ヌラヌラ感」があります。ペン先が紙の上を滑るように動き、ほとんど抵抗を感じません。
ただ、ここで一つ疑問が出てきます。
「ヌラヌラ感がある重い万年筆」は、他にも存在するはずです。
それなのに、なぜこの2本だけが特別なのか。
この時点で、単純なスペックや書き心地だけでは説明できない何かがあると感じています。
M800は「万年筆で書いている実感」
スーベレーンM800 を使っているときに強く感じるのは、
「万年筆で書いている」という実感です。
ペンの存在をしっかり感じながら、それでもスラスラと書ける。
書くという行為そのものが、とにかく気持ちいい。
これは軽い万年筆ではあまり感じない感覚かもしれません。
重さがあるからこそ、筆記具としての存在感が増し、
その上でヌラヌラとした書き心地がある。
結果として、「書く」という行為自体が一つの体験として成立しているように感じます。
149は「筆記具の延長線上の究極」
一方で、マイスターシュテュック149 は少し違います。
確かに書き心地は良いのですが、M800のような「万年筆で書いている」という強い実感はあまりありません。
むしろ、
「ただの筆記具の延長線上にある、究極の一本」
そんな印象です。
ペンの存在を強く意識するというよりも、
自然に手に馴染み、気づけば書き続けている。
良い意味で“道具として完成されすぎている”感覚があります。
書き方は変わっていない
ここで重要なのは、私自身の書き方は特に変わっていないという点です。
私は「瞬記」のように、そのとき思ったことをそのまま書いていくスタイルで日々書いています。そこでは、「書くことそのもの」が何より大切です。
どの万年筆を使っていても、基本的にやっていることは同じです。
ゆっくり味わうために使い分けているわけでもなく、
意識的に丁寧に書いているわけでもありません。
それでも、この2本は使い続けられている。
「重さを感じない」という不思議
ここまで考えてきて、一つの仮説にたどり着きました。
それは、
この2本は「重さを感じさせない」万年筆なのではないか、ということです。
実際には重さがあるはずなのに、書いているときにその情報が意識に上がってこない。
M800は「書く気持ちよさ」が勝ち、
149は「道具としての自然さ」が勝つ。
結果として、
👉 重さが“問題として認識されない”
状態になっているのではないかと感じています。
書くことを邪魔しないということ
私にとって大切なのは、「書くことそのもの」です。
考えていることをそのまま書く。
頭の中にあるものを外に出す。
その流れを止めないことが何より重要です。
そう考えると、
重いかどうかではなく、
「書くことを邪魔するかどうか」 が本質なのかもしれません。
どれだけ軽くても、どこか引っかかるペンは使わなくなります。
逆に、多少重くても、その存在を忘れるくらい自然に書けるペンは残っていく。
重さは悪ではなかった
これまで私は、「軽い=正義」のような考え方をしていました。
しかし今回あらためて感じたのは、
👉 重さそのものが問題なのではない
ということです。
書くことを邪魔しないのであれば、
その重さはむしろ意味を持つことすらあるのかもしれません。
まとめ
なぜこの2本だけが使い続けられるのか。
正直、明確な答えが出たとは言えません。
ただ一つ言えるのは、
👉 「書くことを邪魔しない重さは、重さではない」
ということです。
この感覚は、スペックでは測れません。
実際に使ってみて初めて分かるものだと思います。
これからも、自分にとって自然に書き続けられる一本を探しながら、
書くという行為そのものを大切にしていきたいと思います。
それでは今回はこの辺で~
最後まで読んでいただきありがとうございます😊
この内容は、私が日々感じていることをそのまま言語化したものです。
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