万年筆

【2025年版】プロギアスリムミニ(EFニブ)レビュー|手帳に最適なコンパクト万年筆

はじめに

皆様どうも、きほーてです。

セーラー万年筆の「プロフェッショナルギア スリムミニ(EFニブ)」を購入し、しばらく使用してみました。この万年筆はコンパクトで携帯性に優れ、特に手帳やノートに細かい文字を書くのに適しています。本記事では、実際に使用して感じた魅力や気になる点について、詳しくレビューしていきます。

プロギアスリムミニの基本情報

  • メーカー:セーラー万年筆
  • ペン先:14金(EF:極細、F:細字、MF:中細、M:中字、B:太字、Z:ズーム、MS:ミュージック)
  • サイズ:キャップなし約11cm、キャップ装着時約14cm
  • インク供給方式:カートリッジ・コンバーター両対応(コンバーターミニ使用可)
  • 価格:おおよそ15,000円前後(販売店により異なる)

実際に使って感じた魅力

1. コンパクトで持ち運びやすい

この万年筆の最大の特徴は、そのコンパクトさです。キャップを閉めた状態では11cmと非常に小さく、ポケットや小さなペンケースにもすっぽり収まります。私は普段、ジャケットやシャツのポケットに入れて持ち歩いていますが、まったく邪魔になりません。

また、外出先でサッと取り出してメモを取るのにも便利です。仕事やカフェ、旅行先でも気軽に持ち歩けるサイズ感で、気軽にメモを取れるのが嬉しいポイントです。

2. EFニブの繊細な筆記感

EF(極細)ニブは、非常に細い線が書けるため、手帳やノートに細かい字を書くのに最適です。特に小さなマス目の手帳や、ミニサイズのメモ帳を愛用している人にとっては、まさに理想の万年筆だと思います。

ただし、EFニブならではの特徴として、筆記時に「カリカリ」とした感触があります。紙の質によっては引っかかる感じがすることもありますが、細かい字を書くのが好きな方にはむしろ心地よい書き味かもしれません。

また、筆圧の強い人にとっては、少し硬く感じるかもしれません。柔らかい書き味を求める方は、F(細字)やMF(中細)を試してみるのも良い選択肢です。

3. 高級感のあるデザイン

コンパクトながらも、セーラー万年筆らしい高級感のあるデザインです。14金のペン先には美しい装飾が施されており、持っているだけで気分が上がります。さらに、プロフェッショナルギアシリーズ特有の天冠のデザインも、シンプルながら洗練されています。

また、カラー展開も豊富で、クラシックなブラックやネイビーのほか、限定カラーや透明軸モデルなど、コレクション性の高いモデルもあります。自分好みの一本を選べる楽しさもありますね。

気になる点

1. コンバーターは「ミニ」専用

通常のセーラー万年筆用コンバーターはサイズの関係で使えませんが、「コンバーターミニ」を使用することでボトルインクの利用が可能です。ボトルインク派の人には少し不便に感じるかもしれませんが、選択肢があるのは嬉しいポイントです。

特に、インクの色にこだわりたい方にとっては、ボトルインクを使えるのは重要な要素ですよね。セーラーの「四季織」シリーズなど、美しいインクが多数あるので、お気に入りの色を見つける楽しみも広がります。

2. 長時間筆記にはやや不向き

キャップを後端に装着することでバランスよく持つことはできますが、やや軽量なため、長時間の筆記には向いていないかもしれません。私はメモや手帳にちょっとした記録を残す用途で使っていますが、長時間の筆記にはもう少し太めの万年筆が向いていると感じました。

ただ、筆記の負担を軽減するために、グリップ部分を滑りにくい素材にするなどの工夫がされており、短時間の筆記なら快適に使えます。

こんな人におすすめ!

✅ コンパクトで持ち運びやすい万年筆を探している人 ✅ 手帳やノートに細かい文字を書くことが多い人 ✅ シンプルながらも高級感のあるデザインが好きな人 ✅ カートリッジ・ボトルインク両方を使いたい人(コンバーターミニ対応) ✅ メモや日記用の細字万年筆を探している人 ✅ 軽量で手軽に使える万年筆がほしい人

まとめ

セーラー万年筆「プロギアスリムミニ(EFニブ)」は、そのコンパクトさと細かい筆記に適したペン先が魅力の一本です。ポケットに入れて持ち歩くのに最適で、ちょっとしたメモや手帳への記入に活躍します。

一方で、コンバーターは専用のミニサイズのみ対応している点や、長時間の筆記にはやや不向きな点もありますが、用途を考えれば非常に優れた万年筆だと感じました。コンパクトながらしっかりとした書き味を求める方には、ぜひおすすめしたい一本です!

また、プロギアスリムミニはプレゼントにも最適です。コンパクトながらも高級感のあるデザインと、実用的な機能を兼ね備えているので、万年筆初心者から上級者まで幅広い層に喜ばれるでしょう。

気になった方は、ぜひ一度試してみてください!