皆様どうも、きほーてです。
万年筆が好きな方なら一度は聞いたことがある「プロフェッショナルギア」。この万年筆は、シンプルで洗練されたデザインと書き心地の良さで、多くの愛用者を持つ一品です。
私はこの万年筆を2年間愛用してきましたが、使えば使うほどその魅力に惹きつけられています。今回は、長期間使用してわかった「プロフェッショナルギア」の特徴や、私が愛用しているインク「極黒」との相性について詳しくお話しします。
1. プロフェッショナルギアの基本情報
まずは基本情報を簡単にご紹介します。「プロフェッショナルギア」は、国内メーカー・セーラー万年筆が展開する高品質な万年筆シリーズのひとつです。その特徴は以下の通りです:
- デザイン:端正なフォルムと絶妙なバランス感が特徴。持つだけで心が満たされる高級感があります。セーラー万年筆のもう一つの有名な「プロフィット」シリーズよりも短く、取り回しがよいのも一つの特徴です。
- ペン先:セーラーの象徴ともいえる14Kや21Kのペン先は、滑らかな書き心地を提供します。私の持っているプロフェッショナルギアは21Kのペン先を採用しており、14Kの万年筆よりも個人的には書きやすさを感じています。
- サイズ展開:スタンダードサイズから大型サイズまで、好みや用途に合わせて選べる幅広いラインアップ。
私が選んだのはスタンダードサイズで、手に馴染む絶妙なサイズ感が気に入っています。
2. 2年間使い続けて感じた「プロフェッショナルギア」の魅力
長期間使い続けると、万年筆の真の良さが見えてきます。私が感じた「プロフェッショナルギア」の魅力は次の3点です。
- 耐久性:キャップの閉まり具合やペン先の状態が、2年経っても購入時とほぼ変わりません。丈夫さを感じます。
- 書き心地:21Kの柔らかいペン先が、紙の上を滑るように動きます。力を入れずに長時間の筆記が可能です。ただ、日本製の万年筆に特有ですが、外国産の万年筆と比べて多少の抵抗感があるように調整されており、それにより日本語のトメ、ハネ、ハライなどがうまく書くことができます。
- カスタマイズ性:インクの色や特性を自由に変えられることで、書く楽しみが広がります。
特に、文字を書くたびに適度な重みと滑らかさを感じられる点が、私の中ではこの万年筆の最大の魅力です。
3. 「極黒インク」との相性について
インク選びも万年筆の楽しみのひとつですが、私が愛用しているのはセーラーの「極黒」インクです。
「極黒インク」は、色味が濃く、耐水性や耐光性に優れているのが特徴。2年間の使用を通して、「プロフェッショナルギア」と抜群の相性を感じました。
- 発色の良さ:深みのある黒色がどんな紙質でも映えます。公式文書の記入にも適しています。
- 詰まりにくさ:「極黒インク」は粘度が低く、「プロフェッショナルギア」のペン先との相性が良いので、詰まりがほとんどありません。
- 速乾性:ノートや手帳での使用時にインクがにじみにくく、書き終えた後すぐにページを閉じることができます。
インクフローが非常にスムーズで、どんなに長文を書いても疲れを感じさせないのが大きな利点です。
4. 実際の活用例と個人的な感想
「プロフェッショナルギア」は私の日常に欠かせない存在です。以下のような場面で活躍しています:
- 手帳やノートへの筆記
日記やスケジュール管理に極黒インクでしっかりと書き込むと、読み返したときの文字が鮮やかで視認性が抜群です。 - 公式文書や手紙の記入
公的な場面で書類を記入する際、極黒インクの濃くはっきりとした発色が信頼感を与えます。特に手紙を書くときには、万年筆独特の風格がプラスされます。 - アイデアの整理やアウトライン作成
万年筆の滑らかな書き心地は、長時間のアイデア出しや構想の整理に最適です。文字を書くたびに創作意欲が湧きます。
これらの場面で感じるのは、使うほどに「書く」という行為自体が楽しくなるという点です。
5. 万年筆初心者にもおすすめしたい理由
万年筆と聞くと、「使いこなすのが難しそう」と感じる方もいるかもしれません。しかし、「プロフェッショナルギア」は初心者にもおすすめできるモデルです。
- 扱いやすさ:メンテナンスが簡単で、万年筆の使用に不安がある方でも安心です。
- 手に入れやすい価格:高級万年筆の中でも比較的手の届きやすい価格帯で、コストパフォーマンスに優れています。
さらに、セーラーならではの信頼性と豊富なアクセサリー展開で、初めての万年筆としても最適な選択肢です。
まとめ:使い込むほどに愛着が増す「プロフェッショナルギア」
「プロフェッショナルギア」は、シンプルなデザインの中に使いやすさと上質さを兼ね備えた万年筆です。2年間使い続けた今でも、手に取るたびに「良いものを選んだ」と実感しています。
また、「極黒インク」との相性も抜群で、どんな用途にも対応できる信頼感があります。
万年筆を初めて使う方にも、すでに複数の万年筆を所有している方にも、ぜひ一度試してみていただきたい一本です。